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大阪・斑鳩の里

先週末から月曜に有給をとって大阪と斑鳩の里に行ってきました。

ひととき生活・東京から離れてリフレッシュ?できたような・・・。
まあおかげで今週は気持ちも軽く仕事もしています。

大阪について4日間お世話になりっぱなしになった叔母・従兄妹と会食。
まあ本人たちにも話しましが、私、前日金曜日に焼き鳥屋で独り飲みをやったらこれがどこかでタガが外れ大盛り上がり、一人で4時間以上飲んでしこたま二日酔いだったのですが、この頃には回復しておいしく従兄妹たちや叔母と晩餐できました。

翌日は、これぞ大阪!という市内観光。
まずは新世界のじゃんじゃん横丁で串カツ!!!
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ソース二度付け禁止はジョーシキやで。
しかしやっぱり東京の居酒屋なので食うそれとは違って、新世界の串カツはやっぱり旨かった!!!
昼間からビールをあおることであったよ・・・。

新世界は初めて行った時は、歌舞伎町、センター街などなど色々行っても“恐い”と思ったことがない私が、初めて“恐いわ~”と思った日本で最初の場所ですが、と同時に魅力も感じていて、しばらく新世界を散歩しました。
なんか、すごいレトロなピンボール屋に入ったり。
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ここ、保護者同伴でも18歳未満は入場不可で、実際キャーっとやってきた子供たちが番代さんみたいな人に追い返されたりしていた。
なんとなく雰囲気だそうと別に吸いたくもないタバコ吸って写真とったのだよ、ハッハッハ。
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このとおり、通天閣も見えますね。通天閣は昇ってもよかったんだけど、またしても行列ができていて、まあ並ぶ位ならいいか、ってことで今回も登っていません。なんでいつも行列できてるんだろうな。

心斎橋の方に移動。
特に目的はなかったんだけど、道頓堀の橋から見える夜景とかけっこう好きで、ちょいとセンチメンタル・ジャーニー的に浸ってみようか、といったところで行ってみました。
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カニ道楽の前で。グリコの巨大な看板も、くいだおれ太郎の人形もしっかりありましたよ。一通り写真に収めました。
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道頓堀でクルーズ船が走っていてびっくりしました。
あと、こうやって大都会の川の上にリバーボートがある光景が、去年行ったアムステルダムを思い出させました。なんかこの写真とかも妙にアムステルダムっぽいなあ、と思います。

昔からある老舗喫茶店ミツヤでジュース(大阪ではジュースと言えばもちろんミックスジュース!)を飲んで道頓堀の橋の上に。ここって例えば阪神ファンが優勝すると、わざわざ阪神電車とかで甲子園からここまで移動して、それから騒いで川に飛び込んだりするわけで。まあそんなこんなで大阪の人にとっては心の拠りどころなんじゃないかなあ。私も大阪、特にミナミとなるとここが好きでセンチメンタルになるにはもってこいなのです。
というわけで・・・、
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浸ってきました。

そのままここで従兄妹や叔母たちと待ち合わせして晩御飯のお好み焼きへ。
従兄弟が店とってくれておいしいお好み焼きでした。もはやB級グルメとは言わせないぞ、という位おいしかった。場所は道頓堀の両岸に広がる繁華街から法善寺横丁という路地を入ったところ。道頓堀も川の両岸だけでなく、路地を入ればさらに充実したお店があり、なかなか奥の深いところですよ。
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美味しかったねえ~。

翌日は斑鳩の里へ日帰りで。
なんと斑鳩の里の入口となるJR法隆寺駅までは天王寺から25分と、とても近いんですよ。もう殆ど通勤圏内。まあそのせいか、もっと奥にある明日香などよりもずっとひらけていて、住宅も多いのですが。
とりあえず法隆寺観光。12時などになると鐘が鳴り、それはもうけっこうな音で空気全体から頭蓋骨の中まで音が浸透していく感じ。これが子規の聴いた音かあ、と思う。
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柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺     
正岡子規

法隆寺は日本最古の木造建築かと思ってたけど、日本はおろか、世界で最古の木造建築らしいですね。まあ木は残りにくいのでこの600年代のものが残ってれば世界最古になるのかも知れませんね。この五重塔もしかり。この寺院でも最も重要なストゥーパ(釈尊の遺骨が収められるとされる)で法隆寺の象徴的ですよね。
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法隆寺、思ったより大きくて、広くて、かなり見応えがあったのですが、境内に梅が咲いていたのが嬉しかった。やっぱり寺には桜や紅葉などがあると一層映えますからね。
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国宝・百済観音などを収めた宝物殿にも行って面白かったけど、写真撮影は禁止だったので写真はありません。でも奈良時代や平安時代を経て日本風の仏教が定まる以前のこの頃の仏教美術はまた独特で、例えば仏像の顔にしても色々な顔があり、好みの顔、面白い顔を探しているだけでも楽しい仏像鑑賞でした。
パキスタン・ガンダーラ地方や、カンボジア・アンコール・ワットなどでも、色々な顔を仏像たちの中に発見することができてこっちまで顔真似したりして楽しかったのですが、仏教伝来間もないであろうこの頃の日本の仏像も同じような鑑賞の仕方ができます。

法隆寺を出て龍田川の方へ。
私は百人一首が好きで、少年時代はよく暗記したりしていたのですが、よく紅葉が詠まれる舞台のこの龍田川には一度行ってみたかったのです。

千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれないに 水くくるとは
在原業平 

嵐吹く 三室の山の 紅葉ばは 龍田の川の 錦なりけり
能因法師

法隆寺から瓦屋根の非常に古い民家などが並ぶ旧道を歩いて30分ほど、着きました。龍田川。
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正直ちょっと拍子抜けもしましたし、住宅や車が多いなあ、とも思いましたが、厳密に地形を見るとやっぱりかつて行った明日香に似てるなあ、とも思います。こんもりとした山。なだらかな土地の勾配。川の大きさetc.
しかしあまりにも紅葉が咲いてるわけでもなく、桜もまだ、単なる川っぺりのただの公園じゃん、という感じで、たぶん私たちは旅行者としてはそうとうケッタイなもんだったと思います。
万葉の空気を求めて歩いていると、
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これはリンクです。
業平は龍田川を染めた紅葉が、“からくれない”と歌いましたが、これはもちろん“唐(カラ)紅(くれない)”のこと。ここで“トウ(唐)かえで”に会うのも考古学的瞬間です。
ってなことをこじつけて、今ひとつぱっとしない思いで歩いていると、ほらあった、ここにも梅が。
今回の旅は梅に助けられました。ここ龍田川でも紅葉の季節は祭りをやったりしているようですが、オフ・シーズンはこのように閑散としております。何かこう、華、が欲しいわけだったのですが、桜もまだ。そこにこの梅には助けられました。
万葉の自然と梅のコラボレーションをお楽しみ下さい。
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梅の背景は万葉より伝わる龍田川の水面ですよ!
そして5年ほど前、明日香、吉野を訪れたときも見えた芽吹きの色はそこらへん中に始まっていました。さくらがつぼみをつけ始めると木々が非常に淡くですがすみれ色?紫色?に色づくのですが、その芽吹きの色を最後に写真に収めて斑鳩の里を後にしました。
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と法隆寺でも龍田川でも梅が花を添えてくれた感じです。
最終日は従兄妹たちに梅田の方までも送ってもらって、一緒にキタのディープな地下街で昼飯を食って、意外にオサレなカフェでコーヒー飲んだりしてゆったり満喫しました。

親切にしてくれた従兄妹たちと叔母ちゃん、本当にありがとう!!!
それにしても大阪弁って、ほんと柔らかくていいですねえ。日頃きつくて冷たい標準語の中で生活してるとホッと安心します。従兄妹や叔母ちゃんが特にゆっくり話す人たちなので。
何はともあれ、ほっと一息つけて疲れた心身を休めることができた大阪滞在でした。
しばらくこの余韻に浸れるだけ浸っていたいなあ、と思っています。

オマケ、
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大阪駅は最近リノベートしてこんな超近代的な感じになっています!!!
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by kento_ogiwara | 2012-03-22 23:31 | Comments(2)
Commented by sooona at 2012-03-23 04:52
おおー、いいなあ大阪。写真、浸ってますねえ。ボートの光景、ほんとアムスっぽいわ。お好み焼き、ものすごくおいしそう。なんか気づくと、よく旅してるわね、辻夫妻は。余韻に長く浸れますように!
Commented by kento_ogiwara at 2012-03-24 00:05
浸ってますよ^、辻。
ね、なんか道頓堀とアムスってかけ離れてるようで不思議となんか似てるのよね。まあボートの上から聞こえるガイドの講談はコッテコテの大阪弁&ネタ・トークだったけど。なんか似てると本能的に思った。
旅はできるだけするわよ~。ブレイクでもあるし、生活のアクセントとしてやっぱり正直欲しいわね。地道な日常のためにも。
今回は従兄妹・叔母宅に泊まったから金も交通費品川~新大阪間位しかかかんなかった。持つべきは地方のや外国の友人、親族!!!!!
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