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ジャズピアニスト荻原健登のブログ

年始のご挨拶

遅ればせながら明けましておめでとうございます。

ちょっと風邪ぎみの歳の始めを過ごしています。
まあ少しずつ上向きになっていけばいいかな、と思っています。

本ブログでは書きませんでしたが、昨年のサンマの大普及は凄まじいものがありました。
秋のサンマが出回る季節から歳の終わりまで、オギさんの行きつけの回転寿司屋はサンマ一色で、おかげでイワシの入荷が全くありませんでした。
サンマが大量だったことにより価格破壊が起こり、サンマの漁師たちも大漁貧乏の憂き目にあったようです。獲れ過ぎても儲からない、というのは何とも切ない話ですね。かといって簡単に生産調整とかいって廃棄するのも忍びないし、なんとも難しいことですね。
サンマに関しては国立に住む同僚は、西友で1匹60円台にまで値段が落ち込んだらしく、その同僚はそれを5匹位買っては圧力鍋にかけ、骨ごと食べて過ごしていたそうです。オギさんも回転寿司でサービス皿(一日に一品だけ99円で食べれる)のサンマを食べまくりました。
とにかく価格破壊起こした激安のサンマを食べ続けた旧年でした。

価格破壊や生産調整に関してちと引っかかってたことがあるのですが、去年は世界的な原料高や食糧難が大々的に報道された1年でした。しかしその一方でまさに豊作で大量に収穫されたキャベツが生産調整にかかって大量に廃棄されたことをご存知でしょうか。
原料高や食糧難のニュースの合間に大量に捨てられたキャベツが映し出され、育てた農家が無念がっていたのを、非常な違和感を持って見たのを覚えています。
価格破壊からくる市場の混乱を避ける必要があり、そのための生産調整というのは理解ができますが、調整されたあのキャベツたちも、ただ廃棄されるのではなく、それこそ食糧難の時代なら、食べられるように、必要とされているところに届けられるように、なんとか有効活用できないものかなあ、と思いました。

今年はどんな歳になることでしょうか。
できれば2月初旬にアンコウを食べて、やはり同じころに広島の親戚から送ってもらって殻付きのカキを食べて、初ガツオ食べて、その他もろもろ季節のうまいものを食いまくりたいですが、どうなることやら。
一応友だちのヤローどもとは、今年は丑年、ビーフを食いまくろうぜ、と話しているのですが。
何はともあれ、2009年が皆様にとって素晴らしい歳でありますように。
by kento_ogiwara | 2009-01-05 23:46 | Comments(0)