<   2009年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

対人援助の仕事における現実

先日、仕事の一環の中で大きな過ちを犯した。
おかげでこの2日程、なかなか気持ちが落ち着かず、眠って冷静になろう、と思うものの何か激しい夢を見たりしてしまったりで、気持ちが晴れない、と言うか、喉に小骨が刺さったかのような痛みが、人を傷つけてしまったかも知れない、という不安、傷つけてしまったかもしれない人の痛みが自分にはね返って感じているかのようで、ずっと胸がつかえていた。
そして自分は、愛だとか恋だとか人生だとかそういうものが、何もわかっていなかった、と痛切に感じた。

たまらず、長らくある意味同じような対人援助の仕事を長らくしている人にそのことを話した。
彼も、私のミスが見過ごせないものであることだと感じたようだった。そして以下のいくつかの言葉を言った。

・自分とクライアントは、原理的に立場が違うことを私たちはわきまえなくてはいけない。
・(よく言われる言葉で)同じ人間同士と言うが、同じ人間同士ではない。注1.
・これ等の点について、こういった対人援助の仕事についている者は、気をつけなければならない。

注1.この「同じ人間同士ではない。」は、健常者と障害者において「(障害の有無に関わらず)同じ人間同士だ。」或いは「(障害の有無があるから)同じ人間同士ではない。」といった議論ではなく、健常者同士、或いは障害者同士、或いは障害者を家族に持つ人間同士などあらゆる場合全てを含む文脈におけることである。まず今回の私のミスは知的障害者とやはり同じクライアントであるその親に対してのものである。

今はまだ問題を整理してここで話すことはできないが、改めてこの仕事の難しさ、ストレスフルさ、自分が生きていっている上での哲学との相容れないであろう部分、などを再認識させられた。上記の対人援助の仕事の先輩は、「いい経験になった部分もあるのではないか。」と言ってくれたが、改めて自分の未熟さ、それまでの傲慢さ、謙虚さを失っていたことからくる無神経さ、愚かさを痛感することとなった。

とにかく今はまだ何もうまくは言えないけれど、上の言われたことを考えながら、気をつけながら働いて、改めて謙虚に仕事をしていかないといけない、クライアントは自分とは違う他者なのである、ということをしっかり踏まえて、及び学ぶ姿勢を忘れないで頑張らなければいけない、と思っています。そしていつか、上の言われた言葉の意味を本当にわかるようになればいいと思います。
[PR]
by kento_ogiwara | 2009-11-29 20:14 | BLOG;社会福祉士として | Comments(0)

MUSIC WEEK

先週末は日曜に国立のハーバーライトという店のジャムセッションに参加。
モトオカさんのレッスンに戻ってから久しぶりの人との演奏であったが、日頃の練習、特にメトロノーム練習の効果がテキメンに出て、人との合奏がひたすら楽しかった。
ホストバンドのドラマーのハヤシさんがけっこう気に入ってくれたみたいで、最後の“Bye-Bye Blackbird”で私がピアノに座ると、お客さんそっちのけでハヤシさんがドラムをかってでてくれた。春先にもハヤシさんとは演ったが、ハヤシさんがどんなドラムを叩いているのか全然分からなくて全く合奏にならなくて、演奏中の音による会話はなしだったけれど、今回は自分の中で全ミュージシャンの中で共通項になるべきタイムが日頃のメトロノーム練でつちかわれてきているので、一緒に演りながら沢山インタープレイできて、コミュニケーションの豊富なセッションをすることができた。また、今更ながらやっとこさハヤシさんのドラムのプレースタイルの特徴、というものも見えてきて、丁寧で音が美しいだけでなく、この人はレガートの中に細かいパルスの塊りを色んなところに色んなかたちで散りばめていくのがハヤシさんなんだなあ、と発見できたり。
私のピアノも評判良くて、私が弾くと色んな人が誉めてくれたり、握手を求めてきたり、名刺をくれたり、凄く楽しかったです。セッションで楽しめた!というのは素晴らしいこと。家路に着きながら、ああ、やっぱり練習してきてよかった、報われる感じがするなあ、とか、結局自分は何だかんだ言ってピアニストなんだなあ、と思ったりしながら幸せを噛み締めて帰りました。

今週末の土曜はモトオカさんと4回目のレッスン。
自分がそれまでに課題としてやってきたこと、つまり6thのドロップ2でのスケールを12keyで弾けるようにすること、ミディアム・スウィングでアドリブも入れて“I should care”を弾けるようにすること、“polka dots and moonbeams”のテーマのサウンド作りと更にそれをインテンポでアドリブも入れて弾くようにすること、これら全て練習で出来るようになっていたので、その成果をモトオカさんの前で弾くと、「Yeah!」とのこと。あっさりしてんなあ…。
とは言っても、
“I should care”ではメロディとボトムをもっと強調して、真ん中の音を抑えめにするように、左右の小指をもっと意識して出すように、とのこと。さらに時にはペダルも踏んでタップリしたパートも作って曲にメリハリを出すことを薦められたが、「ペダルは禁止してるんです。」と言うと、「自分に厳しいね。」と。
“polka dots and moonbeams”ではアドリブに入った時、3連のパルスを感じながらもイーブンを入れてみては、とお題がまた出された。確かにうまい人はそこんとこ使い分けるもんね。でも取り敢えずは3連の重要さを最大限重視することから、「しばらくイーブンは禁止にしようと思います。」と言うと、「これまた自分に厳しいね。」と。でも帰りがけにビル・エバンスについて色々話していて、モトオカさん曰く「ビル・エバンスもすごーく3連を意識してます。」と。やっぱりしばらくイーブンお預け、むしろメトロノームで3連のスケール練習をする必要性を自分でも、モトオカさんの感想でも再確認するレッスンとなった。私3連でのフレージング殆どできないもんね。そこんとこいくとモトオカさんは3連フレージングの名手だ。
次回に向けては“just friends”のミディアム・スウィングでのテーマを一緒に考えながら作ってもらったのでそれを弾けるようにしてアドリブも含めて曲を完成させること、“in a sentimental mood”をテーマのサウンド作りからアドリブも含めて完成させてくること、マイナー6thにおけるドロップ2のスケールを12keyでできるようにすること、アッパー・ストラクチャー・トアライドについて7thで用いる5つのスケールから割り出し整理して何が使えるのか把握してくること、がお題目。けっこう多いな…。
まあ余談だが、今回のレッスンはこっちがいくら考えて提案したアイデアも、「うーん、こっちの方がいいなあ…、どう?」と言ってはモトオカさんが滅茶苦茶かっこいいアイデアを造作もなく無尽蔵に出されて、なんか、自分のピアニストとしてのメンツが丸つぶれだったのですが、まあ40年やってる人に一朝一夕で追いつこう、というのが無理な話、粛々と現実を受け止め、一歩でも師匠に近づいていくしかないですね。

昨日は出身大学のジャズ研のスペースでピアノ・ソロで出演させてもらった。
人前で弾くことにも慣れていかなければならないのと、あらゆる環境、音響の違い、楽器の違いがある中で演奏していくことにも慣れていかなければならない中で、その鍛錬のつもりで出演しました。
モトオカさんのレッスンでやった“polka dots and moonbeams”、“I should care”をミディアム・スウィングとルバートの2テイク、過渡的ではあるが“just friends”を強行、あと自分でアレンジして唱歌をジャズと融合させるようなものにした“赤とんぼ”を弾いた。またそれだけでは尺がもたないので得意としているセロニアス・モンクから、“Ruby,My Dear”と“Round Midnight”、それに“Crepuscule with Nelly”を選んで30分以上弾いた。
始めは4、5人しかいなかったお客さんが終わる頃には部屋を埋め尽くすほどになっていて、それはつまりまあそんなに悪くはなかったのだろうと思う。
私がモンクを弾いているのを初めて聴いたクサノさんには「モンクが良かった!!!」と言われたし、付き合いの長いトリイさんには「なんか今まではやってないことをやってたね。アレは何?」とふんだんに使った6thのドロップ2のことを訊かれたり、何が気に入ったかは人それぞれとはいえ、概ね、いい、ある意味狙い通りの反響を得ることができた。
でもやっぱり弾く前に絶対的静寂が欲しいモンクの曲で、無音状態のところで野外ステージから漏れてくる別の音楽が聞こえたり、ピアノもなんかまるで1つの音を弾くとコーラスがかかったみたく2つに聞こえるピアノだったり、なかなかベストの環境で弾くことはできなかったけれど、まあそういう状況で弾く、あらゆる状況に対応できるようにする、その鍛錬でもあったので、100パーセントのパフォーマンスとは程遠いものになってしまったけど良しとしよう。全ての音に絶対的必然性があり、それだけに1つ間違っただけで全てが壊れてしまうモンクの曲でミス・トーンを連発してしまったりして、耳のいい後輩には感づかれてしまったり、そんなこんなでやっぱり難しかったけれど、満点ではもちろんなくても、合格点はつけてもいいかな、という感じです。

それではまた明日から日常的な地道な練習の日々に戻ります。
及びライヴに来てくれた人々はありがとう。

オマケ;モンゴル語科料理店でボーズとホーショール、スーテーツァイ(茶)を買ってゲルに入って食い飲み、そこにあった民族衣装でコスプレする私。
f0153932_20583952.jpg

ボーズもホーショールも旨かったし、スーテーツァイも独特な臭みがたまらなく旨かった!!!

他にもフィリピン語科でアドボとピナクベット、中国人留学生のテントで羊肉串など、この日しか食べれないものを色々食べて満喫しました。ご馳走様!!!
[PR]
by kento_ogiwara | 2009-11-23 21:03 | BLOG;音楽について | Comments(0)

素晴らしい日々を送るために

私の生活はそれはシンプルで、

①朝起きていつも炊いてある白メシに生卵とかしてしょうゆかけて食って家をでます。
②日中仕事します。
③帰ってきていつも炊いてある白メシを中心にテキトー0円~200円位の範囲で晩飯を食います。
④ピアノの練習をします。
⑤風呂に入ります。
⑥寝床でCDを聴きます。
⑦そのまま寝ます。
そしてまた①に戻ります。

これ以外のことはしません。テレビも見ません。
昨日は上履きが異臭を発してかかとが破れていたのでスーパーにスニーカーを買いに行く、という非日常を味わいました。一昨日は都営住宅に申し込みの郵便を出しました。ので今週はイベントが続いています。今日はこうやって滅亡寸前のブログに書き込みしています。と同時に風呂を追い炊きしていますので、これは時間つぶしでもあります。

そうですね、基本④と⑤の間に何かできるかな、という感じです。
よってバラエティに富んだ生活を送るためには、この④と⑤の間に何をするかにかかってくる、と言えるでしょう。明日は職場でかけるCDRでも作って掃除しながら聴けるようにしてさらに楽しい職場を目指そうかな。そしたら次は金曜です。金曜は酒が飲みたいっすね。私、アル中ではないですが、やはり仕事を一週間終えるとひっかけたくなります。

しかし最近、何かとご馳走を食う機会が多く、酒も飲む上、なにやら私の周りにYAKINIKUブームが訪れていて、最近肥えてきました。少し落とそうと思って夕食後一切何も食わない、空腹で寝る、という生活を送っていたら、夜空腹で目が覚めるようになってきた今日この頃です。しかしその分朝食べる卵かけご飯が楽しみになって、実際朝の卵かけご飯を食うときは、うひゃひゃ、となります。しかし最近排泄がうまくいっておらず、なかなか体重が目に見えて落ちてきてはくれません。ここはもうひと頑張りですね。

基本的にこれから素晴らしい日々を送るために、

・④と⑤の間に何かおもしろおかしいことをする。
・ご馳走を食う機会などではYAKINIKUより、SUSHIを提案する。もちろん回転SUSHI。おれ回転SUSHI大好きや!この世の極楽じゃ。カトリックの教義で教会が天国なように、回転SUSHIは私にとって極楽や。しかもたぶんYAKINIKUより低価格はもちろんのこと低カロリー。

この2点に気をつけてみようと思いました。

今日の寝床では、ビル・エバンスの“I will say good-bye”を聴こうかな、と思っております。
ミシェル・ルグラン作曲の表題曲も、“dolphin dance”もいいけど、3曲目の“seascape”という曲が特にフェイヴァリットです。
[PR]
by kento_ogiwara | 2009-11-11 21:05 | BLOG;その他 | Comments(12)

Speech

HOOPLA

スピーチ / EMIミュージック・ジャパン


人が必死こいて複雑怪奇なバップ・ピアノの修行を毎日シコシコやってるというのに、こんなに簡単に最高の音楽を作られてはメーワクだ。やる気をそがれる。精神衛生上よくないのであまり聴かないようにしよう。
とか言ってて今日もまたほとんどぶっ通しで全曲聴いてしまったんだけどね。

ディアンジエロもエリカ・バドゥもオギさんにしてみればかっこいいだけで退屈。かっこいい音楽なんて誰でも出来る。
スピーチ兄貴はひたすら優しい。
語りかけるかのような音楽。兄貴の言葉で、兄貴のサウンドで。兄貴だからできる音楽。兄貴にしか出来ない音楽。

そこんとこいくとディアンジェロやエリカ・バドゥはその音楽が別にディアンジェロが作ったものでなくても、エリカが作ったものでなくてもいいかんじ。

しまったまた攻撃的になってしまった。

最近は少し落ち着いてきてます。
まあテキトーに大雑把にやっていければ、と思います。
突き詰めて過ぎて周りが見えなくなってしまう癖ももしかしたら自分が結局ただのカッコツケなのだろうな、とか思いつつ。
だってバカ言いたくないもん。ダサいことしたくないもん。浅はかなこと大声で語りたくないもん。
でもそういうかっこつけから結局自分で自分の首を絞めてる面もあるから、バカなこと言ってら、と思われたり、筋が通ってなかったり、ダサいことしてたり、考えが足りなくて浅はかなこと言ってるの聞かれてバカにされたり、そんな自分になってもそういう自分を許してやろう、と思う、というかそうするのがいいのだと予想、するこの頃。

もうビョーテキはいやだぁ~。
突き詰めすぎて突き抜けてしまってビョーテキになって孤独になって周りが見えなくなってしまって、やたら攻撃的になってしまうのもいやだぁ。オレは毎日をただおもしろおかしく過ごしたいだけなんだあ!!!

とりとめもない文章になってしまいましたが、昨日は串揚げ、今日はグラコロ食いました。
油っこい週末。。。
[PR]
by kento_ogiwara | 2009-11-01 21:29 | BLOG;音楽について | Comments(0)