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ジャポネスク

お久しぶりです。

ここ最近いろいろとまあアレがソレでそんなんでコレでナニな感じで、ま、平たく言えば、スットコドッコイ、なのであって、まるで子泣き爺が背中に乗っかったかのように重く、マッサージに行ったら、「・・・おうっ、か、肩がかなり張ってますね。」と言われる今日この頃でした。

しかし徐々に片付き、スットコドッコイも浄化されてきたので久々に投稿してみよう、と思うわけであります。

とか何とか言いながら最近でも作曲は順調でまるでヨダレが垂れるかのようにタラタラと沢山曲が生まれてきています。
んでその殆どが雅楽調です。
そう、5枚目のアルバムの主潮はズバリ、
ジャポネスク、
なのです。
(とは言え全曲雅楽調という訳ではなく、オギワラくんの得意なさわやかアメリカン・ポップス調、セロニアス・モンク調、20世紀初頭フランス調、オリエンタルはオリエンタルでもより老荘時代に思いを馳せられそうな中国調、鄙びたアイルランド民謡調などバラエティに富んだものになっていますので乞うご期待!!!)

3月に明日香・吉野へ行ったことはかなり影響している模様。
吉野の護摩修行における僧侶の真言もバッチリICに録音したしね。何かの形でこのアルバムにも反映されることでしょう。

後は紅葉の季節に京都に行って、明日香・吉野よりも、より雅な質感に触れてくることが必須です。

何気に琴、三味線、胡弓を弾く邦楽奏者とコネを作ったり、人的資源確保も順調です。
(胡弓は中国じゃないか?と思った方。ズバリ胡弓は日本の楽器だそうです。それが中国に渡って胡弓としばしば混同される二胡になったそうです。意外でした。)
連休明けたらボチボチ始めたいと思っております。

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いにしえの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に 匂いぬるかな

誰の歌でしたっけ?
何はともあれ、そんなこんなで和的な美意識、音、色彩、そして何よりことばに敏感な今日この頃なのですが、やまと言葉は沁みるものがあります。
最近買った本の中で知った例を挙げると、
空蝉(うつせみ)
でしょうか。
曰く、
セミの抜け殻のことだが、この世、人間を意味する「現人(うつせみ)」に「空蝉」の字を当て、「空蝉の」は「身」「命」「世」にかかる枕詞になるそうな。むろん命の短さから、セミははかなさにもたとえられる、
そうな。

何となく連想したのが、鴨長明の、
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。」
における
うたかた。

ある学者が日本のこういった無常の捉え方は全くもって詠嘆的で、無常を克服しようとする発想が見られない、と言っていたのですが、こういう詠嘆的な無常やはかなさの感じ方、捉え方はオギワラくんは好きだな、と思ってます。
無常を克服しようとして或いは宗教が生まれたり、その他、様々な思想とかが生まれたこととは思いますが、(よくわかんねえけど)、あんまりそういうのは良し悪しの問題、評価の問題には興味はないとして、なんとなく自分には合わないな、と思います。

中国の言葉にはなるけど、「胡蝶の夢」、とか、芭蕉で有名になった李白の「月日は百代の過客にして行き交う人もまた旅人なり」とかにも同じ感覚を覚えるような気がします。オギワラくんが何となく老荘に魅かれるのは老荘にも同じ感覚がある、と何となく予想しているからではないか、と思っています。

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とまあ、こんな感じで日々ことばを集めながらのんびり音作りしようかと思っているのですが、さし当たって、雪舟と狩野永徳の画集を買ってみました。
雪舟は水墨画だけしか描かないのかと思っていたら、色彩画も描いていて、狩野永徳とともに、モチーフに中国の仙人や神話や伝説上の神々や人物も沢山書いていて、見ているととてもインスパイアされ、老荘時代の世界に思いを馳せることができてグーッ、です。
簡単な解説もついてるし、ボケーッと眺むるに最適な本であります。
(ぶっちゃけオギワラくんには絵心というものが全くないのでありますが、この二人の他に、クリムトと何故かむかしからすごく好きなアンリ・ルソーの画集も買いました。クリムトはなんか並木道の向こうに寺院が見えるヤツになんかすごく魅かれて買ってしまいました。オギワラくん並木道、いわゆる、ア・ヴェ・ニュー好きなんです。原体験みたいなものが、なんかあるのだ。あるに違いない。)

まあ、アルバム作りは今回はいつものようにせき立てられるかのようにやるのではなく、あくまでリラックスしてゆっくり、できれば今年中に、今年中にできなくてもまあ来年中には完成すればいいなあ、と思っています。なんか30曲位新しく書いちゃったんだよね。

また皆様には協力を願うことになりましょうが、何卒よろしくお願いします。


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by kento_ogiwara | 2008-04-28 22:10 | BLOG;その他 | Comments(0)

あっけなく本年度最初の演奏が決まりました。

現場の都合でそれまで来ていたボランティアのピアノと管のデュオが来れなくなってしまい、上司が私を呼んで、
「そんなこんなでお願いできませんか?」
と。
確かにオギワラくん、その上司の方にかつて、
「自分の音楽は障害の有無に関わらず届くものだと思っています。」
と宣言したことがあり、まあ今となってはその発言の意味も我ながらわからないんだけど。だって障害の有無に関わらず、とかもうそういうの自体がヤボじゃん?健常者さんにだってどんなに心を込めてやっても届かないときもあるし。まあ平たく言えば気に入るやつには気に入るし、気に入らんやつには気に入らんのだよ、音楽なんて。それでいいんだけどさ。

まあとにかくそんな訳で今年度最初の聴衆は勤務先の利用者と相成りました。
個人情報に触れるのでみなさまには来ていただくことはできませんが頑張ってきます。
シークレット・ライヴとゆーやつですね。ブログに載せちまったけど。

で、やる曲を考えておる訳ですが、今私が最近好んで弾いているのは、

Ruby, My Dear
Pannnonica
Crepuscule with Nelly
Monk's Mood
Round about Midnight
Reflections
In Walked Bud

などの専らモンクなのですが、

ベートーベンの『悲愴』2楽章(昔からすご~い好き。8分の12拍子になってからはあんまり好きじゃないけど。『のだめ』でも印象的な使われ方してましたね。)

とか、

一青窃ちゃんの『ハナミズキ』は現場でもよくかかってるしなんとなく利用者の反応も良いような気がするし、プチ自慢(とゆうのか?)かもしれないがオギワラくんは一青さんがこの曲を歌うのをアコースティック・ギター1本で伴奏したこともあるし、ピアノで弾いてても気持ちいいからやろうかな。

他にタッド・ダメロンの“Our Delight”
とかチック・コリアの“Bud Powell”
とか、That's ビバップというのも好きだけど最近練習不足でダメ。練習すれば、ビバップって何気にピアノでやるとすげーおいしーし、フロントの連中全員へこませることもできるけど、それには飽くなき練習と研究が必要。

ついでに言うとオギワラくんはジャズ・ピアニストの必携テクニックであるDROP 2やブロック・コードができない。学生の頃は必死にトライしては散って、散って、結局最後までマスターできなかった。

でも今、セロニアス・モンクの曲を弾いてる時に特にそうだけど、とても自由を感じて楽しんで弾けている。何もセッション・ピアニストにはなりたくもなく、スタジオ・ピアニストになりたいわけでもなく、自由にやってきたいオギワラくんは、もうDROP 2もブロック・コードも要らないのかも知れないし、正直、欲しいとも思っていない。

まあ、いつかどんな歌モノも極上のビバップに仕上げてしまうバップ・ピアニストになりたくなったらそん時そこらへんについては考えます。

大幅に話が逸れましたが、そんな訳で、来週木曜、現場でオギワラくんは、

・ベートーベン『悲愴』第二楽章
・ハナミズキ
・Ruby, My Dear(モンクで一番弾きやすい)
・Pannnonica(ぶっちゃけ一番好き)
・Crepuscule with Nelly(ぶっちゃけ1番好きPartⅡ)
・とみんな知ってるようなディズニー曲(“Someday My Prince Will Come”は好んでよく弾く。3拍子と4拍子を混ぜるとかなりエキサイティング、コンボでやれば。)
・練習してバビッシュな曲(まあ付け焼刃ながら練習して“Bud Powell”にしようかな)

弾きます。
外すとすると“Pannnonica”だな。あの曲はモンクの決定的名演“Alone in San Fransisco”のテイクが今でもオギワラくんの側頭部から感覚を刺激し続けていて、その印象があまりに強く、自分で弾くとその感覚とのギャップに心が折れる。タマに無心で弾いてる時はホント至福だけど。

と、曲を決める舞台としてブログを利用してしまいました。
みなさまには全く興味のないことだったとは思いますが、ご容赦を。
でもよくよく見るとこのブログ、オギワラケントの音楽活動ブログ、とある。タマには音楽のこと書くのもいいもんだ(ろう)。

しっかし・・・、

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最近キャベツがうまくてたまらん。
せんキャベツ、煮たキャベツ、蒸したキャベツ、炒めたキャベツ、生で味噌とかつけて食うキャベツ、キャベツ、ああキャベツ、おおキャベツ、なんてオマエおいしいんだっ!!!!!
この写真のは蒸したキャベツ。栄養が逃げない。ゴマダレで食った。おいしかった~。
写真はズバリ、作家性、を追求した。
オギワラくんのカリスマっぷり、イケメンっぷりを示すにはキャベツ食う間もオギワラくんから作家性が滲み出ていることを示さなければならぬのだ。


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やっぱ曲目変更。

チックの“Bud Powell”はこれぞジャズだと思わせることができるし、好きな曲だが、やっぱり弾くので精一杯になりそう。弾けたら立派だけど、だから何さ?という問題もある。
やっぱり聴いてくれる利用者と同じ空間を共有して楽しい空間にしていくにはオギワラくんの方にも余裕があったほうがいいし、簡単な曲をその場の雰囲気で自由に変えて弾ける方が良かろう、ということで、

Fのblues

にします。
“Straight, No Chaser”
にすればこれもまたモンクだし、自由に“Bud Powell”の7th下降やヴァンプを入れてカラフルにすることもできる。
やっぱ“Bud Powell”は気楽に弾くにはあまりにも大曲だわ。

よって

・ベートーベン『悲愴』第二楽章
・ハナミズキ
・Ruby, My Dear
・Crepuscule with Nelly
・Someday My Prince Will Come
・Straight, No Chaser

で行くわ。

頑張って練習するぞーーーーー!!!!!


こないだ一緒に飲んでた人たちにいいようにいじられた。
コンセプトは新橋のリーマンらしい。
でもどんなコンセプトでもオギワラくんはカッコイイ。
イケメン。
もうコレはモデル級だな。
      ↓
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by kento_ogiwara | 2008-04-11 19:07 | BLOG;音楽について | Comments(0)